『てら子屋』で、いつも骨のイラスト付きの楽しい話を書いてくれるゲッチョ先生、盛口満さんの新しい本が出ました。ゲッチョ先生が小学校三、四年生の頃に図鑑で知って驚いた、サヤの長さがなんと75cmもある西表島の巨大マメ「モダマ」。それ以来のゲッチョと巨大マメのいきさつから始まって、いま暮らしている沖縄の生き物の不思議へと、話しはどんどん進む。そして、不思議な歌の謎の解明にまで及ぶ。大人であること忘れて、子どもになってのめりこんでしまう一作です。