二冊目は昨年11月に出た本。谷本雄治さんが文章を書いて、ゲッチョ先生が絵を描いている。このコンビネーションがなんとも見事!雑木林に入って、いろんな虫を見つめるのだけれど、ダンゴムシの食べた落ち葉って、4日間でこんなになるの!そのフンや脱皮殻まで、なんでこんなに細かく描けるの!ミミズって、首巻きの部分から卵包を産むらしい。そして、日本のミミズは約100種類もいるらしい!さらに、ダニやクマムシ、センチュウのページになると、自分自身がそのサイズになってしまった気分。雑木林には、こんなにもたくさんの生きものがいて、それぞれ大事な役割を担っている。そして、栄養たっぷりの土を作っているんだ。(中間 真一)